ひない‐じどり〔‐ヂどり〕【比内地鳥】
比内地鶏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 02:24 UTC 版)
「さつま地鶏」「名古屋コーチン」と並ぶ日本三大地鶏の一つである。 原種比内鶏は「成長が遅い」「体が小さい」「耐病性に劣る」などの理由で生産性が低く生産者に敬遠されていた。そこで秋田県畜産試験場は1973年(昭和48年)から比内鶏を県の特産物とするため品種改良を行い、比内鶏の特長を引き継ぎながら食味を維持しつつ生産性を向上させるために、比内鶏の選抜優良種「秋田比内鶏」のオスと、ロードアイランドレッド種のメスを選抜し諸問題を解消した比内地鶏を作出した。比内地鶏は雄の比内鶏と雌のロードアイランドレッドを掛け合わせた一代雑種(F1)を品種として固定した品種である。 優良な肉質を維持するためには、種だけで無く飼育方法、飼料管理も重要である。 作出から10数年経過した現在も飼育特性向上の為の研究が行われている。
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