母体胎児集中治療室とは? わかりやすく解説

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ぼたいたいじ‐しゅうちゅうちりょうしつ〔‐シフチユウチレウシツ〕【母体胎児集中治療室】

読み方:ぼたいたいじしゅうちゅうちりょうしつ

エム‐エフ‐アイ‐シー‐ユーMFICU


母体胎児集中治療室

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/08 01:43 UTC 版)

母体胎児集中治療室(ぼたいたいじしゅうちゅうちりょうしつ、Maternal Fetal Intensive Care Unit、MFICUとは、重度の合併症出産にリスクがある母体・胎児を治療する施設である。英語ではMaternal Fetal Intensive Care Unitと呼び、日本ではMaternal Fetal Intensive Care Unitの太文字を取り、MFICUと呼ぶこともある[1]

概要

詳しくは集中治療室概要を参照してください。ここでは集中治療室全般の概要を取り扱います。

  • 生命危機にある重症患者を、24時間の濃密な観察のもとに、先進医療技術を駆使して集中的に治療する。
  • 集中治療のために濃密な診療体制とモニタリング用機器、ならびに生命維持装置などの高度の診療機器を整備した診療単位。

看護体制

[2][3]

  • 24時間体制で対応できる産科の医師を複数名配置する
  • 3床に対し1名以上の看護師また助産師を24時間配置する
  • 1床あたり15平方メートル以上とし、3床以上設置する

設備

  • 分娩監視装置
  • 呼吸循環監視装置
  • 超音波診断装置
  • そのほか母体・胎児集中治療に必要な設備

施設条件

母体胎児集中治療室は、明確に施設条件が決まっていない。[4][5][信頼性要検証]

脚注

  1. ^ MFICU(母体胎児集中治療室)とは?看護体制や病室の雰囲気についても解説”. 看護師ライフをもっとステキに ナースプラス (2022年5月24日). 2025年4月9日閲覧。
  2. ^ 周産期母子医療センター整備の現状等について”. 厚生労働省. 2025年4月9日閲覧。
  3. ^ 大阪府周産期医療体制整備計画” (2013年3月). 2022年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月9日閲覧。
  4. ^ 鮫島 浩. “MFICUの施設基準・入院基準・地域格差等に関する検討”. 厚生労働省. 2025年4月9日閲覧。
  5. ^ 総合周産期特定集中治療室管理料の施設基準等|e-診療報酬点数表(医科点数表)”. レセプト算定ナビ. 2025年4月9日閲覧。

関連項目

外部リンク



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