残る3信金での合併・新信金の名称決定
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「青い森信用金庫」の記事における「残る3信金での合併・新信金の名称決定」の解説
東奥信金の離脱によって1県1信金構想が崩壊してから17日後の2009年5月8日、下北信金が総代懇談会を非公開で開いたが、残る3信金で合併を進めることに対して総代から特に異論はなく、合併の枠組みが固まることになった。 その後、2009年5月12日までに、複数の幹部などが新信金の名称を「青い森」とすることで最終調整し、2日後の2009年5月14日の3信金による理事長会において、名称を『青い森信用金庫』とすることで決定した。2009年3月9日から3月31日の間に新名称の募集 を行い、青森県民等から各信金を通じて応募された総数4,513件中564件が「青い森」を採用しており、理由としては県名に加えて白神山地・八甲田山等の自然をイメージさせ、営業エリアが県内一円に広がることによって地域密着な金融機関を目指すことを意味合いとして決定した。 そして2009年6月18日に3信金ともそれぞれ通常総代会を開き、議案である2009年11月9日の新信金合併を満場一致で承認し、正式合併をすることになった。 合併を目前にした2009年10月27日、東北財務局長より合併の認可を受け、認可書が交付された。これにより、予定通り発足が決まった。 経緯のまとめ 2008年10月16日 - 八戸信用金庫があおもり信用金庫との合併を発表。 11月26日 - 東奥・下北の2信金が合併に合流することを八戸・あおもりの2信金に伝える。 11月27日 - 4信金が合併基本協定書に調印。 2009年3月30日 - 東奥信金が同年4月20日付けで臨時総代会の開催要求を経営側に提出。 4月20日 - 東奥信金の臨時総代会において、全総代の9割が合併反対を支持。合併協議から離脱。 5月8日 - 下北信金が総代懇談会を非公開で開き、残る3信金での合併を進め、その枠組みが固まる。 5月14日 - 名称を『青い森信用金庫』にすることで決定。 6月18日 - 3信金がそれぞれ通常総代会を開き、合併の議案に対して満場一致で承認。合併が正式に決まる。 8月7日 - 新信金のシンボルマークを決定(詳細は#シンボルマークを参照)。 10月27日 - 東北財務局より合併の認可を受け、認可書を交付。 11月9日 - 発足。
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