残り試合数がチームによって大きく偏っている場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 03:03 UTC 版)
「マジックナンバー (野球)」の記事における「残り試合数がチームによって大きく偏っている場合」の解説
野球の試合は雨天などでの中止やそこから派生した変則日程が生じることがあるため、残り試合数が偏ることも起こりうる。大半の試合を消化したチーム同士が互いに潰しあっている状況では、上位チームでも自力優勝の可能性が消滅することもあり、こうした状況ではあまり試合を消化しておらず多く残り試合を抱える下位チームにマジックが点灯することがある。しかしこの場合のマジックナンバーは「優勝へのカウントダウン」というよりは、残り試合から逆算して「あと何試合負けたら終わり」と実感させるような残り試合数とほぼ同数という厳しい条件を示す数字になってしまいがちで、実際にチームが2位の時点でそのシーズン最初のマジックが点灯した例はパ・リーグが1シーズン制に復帰した1983年以降両リーグ合わせて6例あるが、そのうちマジックを減らして逆転優勝したのは1998年の西武ライオンズ(当時)の1例のみである。
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