残る2つの基本鋼種の発明(1920年代–1940年代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 14:53 UTC 版)
「ステンレス鋼の歴史」の記事における「残る2つの基本鋼種の発明(1920年代–1940年代)」の解説
現在のステンレス鋼は、前述のオーステナイト系、マルテンサイト系、フェライト系にもう2種類を加えた、5つの種類で大別されている。残る2種類がオーステナイト・フェライト系ステンレス鋼(二相ステンレス鋼)と析出硬化系ステンレス鋼で、オーステナイト・フェライト系が金属組織をおよそ半分半分の割合のオーステナイト相とフェライト相で形成させた鋼種、析出硬化系が銅やニオブなどの合金元素を添加して析出硬化を起こさせた鋼種である。オーステナイト・フェライト系と析出硬化系は、先の3つの鋼種から遅れること20年から30年後に実用化された。
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