残る路線の建設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/21 13:58 UTC 版)
「東京都市計画道路幹線街路放射第6号線」の記事における「残る路線の建設」の解説
区間のうち最後まで未完成であった北新宿百人町交差点 - 淀橋交差点間は、2009年2月に4車線で開通した。この区間の完成により、歌舞伎町周辺の靖国通りと新宿駅南口周辺の甲州街道の渋滞が改善すると期待される。 北新宿百人町交差点 - 北新宿交番付近は既存の税務署通りの拡張で、北新宿交番付近 - 淀橋交差点(青梅街道(放射第24号線)接続点)は再開発事業に伴う新設道路である。しかし、いずれも一部移転に同意しない地権者がいて、強制収用ではなく話し合いを続ける方針のため、2006年6月25日17時の開通時は、暫定2車線による暫定開通となっている。2009年2月になって、4車線で全面開通している。 また、青梅街道と接続する淀橋交差点付近(成子坂下・中野坂下間)には、下り線の立体部を建設する計画である(2004年1月7日に立体部を追加する事業認可変更)。完成すると、放射6号線と放射24号線の下り線が、交差点を立体で通過し、立体部の途中で合流した上で、中野坂の途中で平面部と合流する形になる。 立体部の建設も終了すると、下り線に信号がなくなるだけでなく3車線に増えるとともに、その先の中野坂上交差点の右折レーンが2車線に増えて、流れがよくなる。さらに、上り線も中野坂上・淀橋(仮称)間が2車線増えて4車線になり、新設の放射6号線へ交通量が分散するため、交通渋滞が緩和されることになる。 しかし、沿線で計画見直しの意見もあることから、現在のところ、暫定的に平面交差での整備となっている。
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