死傷者と損失
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 22:58 UTC 版)
戦争研究所(ISW)によると、ビロホリフカ近郊での渡河の試みに参加したロシア兵約550人のうち、485人が死傷し、80以上のロシアの装備が破壊された。タイムズはドネツ川での戦闘中に1000人以上の兵士が死亡したと推定し、ニューズウィークは戦闘中に最大1500人の兵士が死亡したというウクライナの主張を引用した。 合計で4つの浮橋が建設され(1つはドロニフカ、2つはビロホリフカ、もう1つはセレブリャンカ)、3つの橋頭堡が設置された。戦闘全体は8日間(5月5日から5月13日)続き、その間にすべての浮橋が破壊され、橋頭堡もすべてがウクライナ軍によって破壊された。合計でロシア軍の2個BTGが破壊され、大敗したと報告された。 ルハーンシク州知事のセルゲイ・ガイダイによると、戦闘中にウクライナ軍はロシアの戦車、装甲車、架橋装備、ヘリコプター、スピードボートを破壊した。ガイダイは、ウクライナ軍がロシアの2個BTG、約1000人の兵士を破壊したと主張した。 別の情報源は、ロシアの損失を少なくとも戦車6台、歩兵戦闘車14台、水陸両用車MT-LB7台、その他の装甲車両5台およびタグボート1艘と述べた。ドローンの映像に基づく計測では、ロシア軍は73台の車両と機器を失った。 2022年5月11日、第12工兵旅団指揮官デニス・コズロフ大佐が死亡した。コズロフは同旅団の第2指揮官(3月14日に戦死したSergei Porokhnyaの後任)を務めていたが、着任から2か月以内に死亡し、戦争の全面侵攻段階で死亡した42人目のロシア軍大佐となった。
※この「死傷者と損失」の解説は、「ドネツ川の戦い」の解説の一部です。
「死傷者と損失」を含む「ドネツ川の戦い」の記事については、「ドネツ川の戦い」の概要を参照ください。
- 死傷者と損失のページへのリンク