歴史的中国人居留地、メヒカリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/09 15:29 UTC 版)
「ラテンアメリカのチャイナタウン」の記事における「歴史的中国人居留地、メヒカリ」の解説
アメリカ合衆国との国境の街メヒカリ、バハ・カリフォルニア州には多くの中国系メキシコ人がいて、中華街は "Chinesca" と呼ばれる。メヒカリの街は1903年にアメリカにいた中国人が建てたもので、カリフォルニア州で起こった反中国人の迫害のためにメキシコに移った。1919年に広州地方から新しい移民が来て、一時はラテン民族の人口を上回った。メヒカリには中国領事館と、中国国民党支部がある。 メキシコで最古の中華レストランの1つ、"Restraunt 19" (店名は 初期に中華街があった通りの名前、Alley 19 に因む)は1928年12月18日に創業、1996年の冬に閉店した。 その歴史を通し、多くのアメリカ合衆国、メキシコ要人、有名人に親しまれていたが1980年代のペソの切り下げ、新しい国境検問所の移動により、住民、観光客がメヒカリ中心部に来なくなった為閉店した。現在では、小さなカフェから、750名収容出来るレストランまで80以上の中華レストランがある。アジア以外で最多の中華レストランがある地区だともいわれる。
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