歴史と衰微とは? わかりやすく解説

歴史と衰微

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 07:27 UTC 版)

神埼荘」の記事における「歴史と衰微」の解説

9世紀勅旨田開発後、背振山門の鹿路氏や廣滝氏が経営関わる中央から下向してきた藤原氏平氏一門もこの地に土着した。藤原氏三瀬氏など。平安時代から平氏政権期にかけて、大宰府薩摩阿多併せ日宋貿易拠点となり、平忠盛一族知行となる。 刀伊の入寇後の11 - 12世紀頃、鎮西平氏一門伊佐平次兼輔(平兼輔)が神埼荘土着神埼氏(神埼兼輔)を称したと伝わる(平兼輔は島津荘開墾したとされる大宰大監平季基の子と伝わる)。また、仁安3年1168年)に荘官として嵯峨源氏融流の源満末が入る。満末の子孫は筑後国三潴郡蒲池地頭となり蒲池氏称するこの頃脊振千坊も栄える(霊仙寺跡など)。 文永・弘安の役神埼荘恩賞地配分対象とされたため細分化された。三島氏族大山祇神社)の河野氏などが入る。 南北朝時代には名前だけを残して荘園としての実態失われた戦国時代入り肥前龍造寺氏台頭川上峡合戦破れ降り背振山権門歴史表舞台からは姿を消した(「神代勝利参照)。

※この「歴史と衰微」の解説は、「神埼荘」の解説の一部です。
「歴史と衰微」を含む「神埼荘」の記事については、「神埼荘」の概要を参照ください。

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