欧州連合での使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 01:39 UTC 版)
2008年11月、欧州連合(EU)の閣僚理事会で初めてウェールズ語が使用された。文化遺産担当大臣アリン・フレッド・ジョーンズはウェールズ語で聴衆に向かって演説し、彼の言葉はEUの23の公用語に通訳された。長年の運動の後、ウェールズ語の使用が正式に認められた。ジョーンズは「イギリスでは、世界の主要言語の一つである英語を多くの人の母国語としています。しかし、私たちの島々には多様な言語があります。その中でも最も古い言語の一つ、ウェールズの言語であるウェールズ語でお話できることを誇りに思います。」と述べた。ジョーンズは、この飛躍的進歩を「単なる象徴的なものにとどまらない重大なことだ」と評した。ジョーンズは、「ウェールズ語は、英国で使用されている言語の中で最も古い言語の一つかもしれませんが、最も活気に満ちた言語の一つであることに変わりはありません。私たちの文学、芸術、祭り、歌の偉大な伝統など、すべてが私たちの言語を通して表現されています。これは、私たちの文化、私たちが誰であるかの本質が、いかに言語を通して表現されているかを力強く示しています。」と述べた。
※この「欧州連合での使用」の解説は、「ウェールズ語」の解説の一部です。
「欧州連合での使用」を含む「ウェールズ語」の記事については、「ウェールズ語」の概要を参照ください。
- 欧州連合での使用のページへのリンク