欧州連合との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 09:52 UTC 版)
オランダ王国は欧州連合 (EU) の創立メンバーである。当初、スリナムとオランダ領アンティルはローマ条約付帯議定書の規定により明確に欧州経済共同体から除外されていたが、1962年9月1日にオランダ王国の批准文書を補完する附則によって欧州共同体内の海外国 (OCT) としてのスリナムの地位が確立された。オランダ領アンティルの海外国ならびに海外領土 (OCT) としての地位を獲得するオランダ領アンティルと欧州経済共同体との連合に関する協定(英語版)は1964年10月1日に発効した。 現在は本土オランダの一部であるBES諸島を含むカリブ海の全ての島は、欧州連合のOCTである。市民権は王国政務であり、ゆえに王国内の4つの国は区別されないため、これら四カ国の市民は欧州連合の市民でもある。
※この「欧州連合との関係」の解説は、「オランダ王国」の解説の一部です。
「欧州連合との関係」を含む「オランダ王国」の記事については、「オランダ王国」の概要を参照ください。
- 欧州連合との関係のページへのリンク