橋上駅舎の建て替え工事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 03:07 UTC 版)
「龍谷大前深草駅」の記事における「橋上駅舎の建て替え工事」の解説
2000年代までの駅舎はバリアフリー設備はなく西口と改札階を結ぶスロープがあるだけ、また待避線(1番線・4番線)は8両編成の列車が待避可能ながらホーム有効長は7両分しかなかった。これは、 ホームの幅が狭いために、橋上駅舎への階段を出町柳寄りホーム端部に設置せざるを得ないことから1両分のホームの用地が犠牲になっている ホーム南側は京都府道201号中山稲荷線(通称「第1軍道」)の古い跨線橋が覆う形となっている という二つの理由で8両編成分のホームへの延伸ができず、またホームの狭さゆえにバリアフリー設備の設置が困難だったことによる。これを解消するため、国土交通省の鉄道駅総合改善事業による補助を受けて、京都市が車椅子対応のエレベーターなどのバリアフリー設備の設置を計画した。2014年度着工・工期約3年で従来の駅舎の南側にエレベーター4基を持つ新橋上駅舎を新築することが決定、それに併せてホーム幅も2m拡張される。なお工事の事業主体は京阪グループの第三セクターである中之島高速鉄道となり、実際は京阪が受託する形で行われる。
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