横浜市三殿台考古館とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 横浜市三殿台考古館の意味・解説 

横浜市三殿台考古館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/23 15:59 UTC 版)

横浜市三殿台考古館
Yokohama Santono-dai Archaeological Museum
考古館外観
施設情報
正式名称 横浜市三殿台考古館
専門分野 三殿台遺跡出土考古資料の公開
事業主体 横浜市
管理運営 横浜市ふるさと歴史財団
開館 1967年(昭和42年)
所在地 235-0021
横浜市磯子区岡村4-11-22
位置 北緯35度25分16.0秒 東経139度36分38.8秒 / 北緯35.421111度 東経139.610778度 / 35.421111; 139.610778座標: 北緯35度25分16.0秒 東経139度36分38.8秒 / 北緯35.421111度 東経139.610778度 / 35.421111; 139.610778
外部リンク 横浜市三殿台考古館HP
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示
三殿台遺跡(復元竪穴建物
横浜市三殿台考古館・建物址保護棟。建物周囲に並ぶ列は竪穴建物跡の検出地点を示したもの。

横浜市三殿台考古館(よこはましさんとのだいこうこかん)は、神奈川県横浜市磯子区岡村にある考古学歴史博物館。国の史跡三殿台遺跡から出土した遺物遺構を保存・展示し、古代横浜の歴史を紹介する。

概要

三殿台遺跡は、標高55メートルの台地最高所にあり、1961年(昭和36年)に隣接する学校の校地拡張予定地として台地を造成する計画がたてられた際、和島誠一により約10,000平方メートルの範囲が発掘調査され、縄文時代弥生時代古墳時代の3時代にわたる集落遺跡が発掘された。時代ごとの集落の変遷が捉えられる重要遺跡として保存が決定し1966年(昭和41年)に国の史跡に指定され、公園となり考古館が翌1967年(昭和42年)に開館した[1]。2006年(平成18年)度より横浜市ふるさと歴史財団指定管理者として運営を行っている[2]

施設

以下の施設がある。

  • 展示室 - 遺跡の概要と出土品を展示。
  • 建物址保護棟 - 竪穴建物の発掘状態を展示。
  • 縄文時代復元建物
  • 弥生時代復元建物
  • 古墳時代復元建物
  • 事務所棟

イベント

出土遺物の常設展のほか、テーマを絞ったパネル展、勾玉作りや弓射ち体験、土器作り体験などのイベントを年間を通して開催している[3]

オリジナルグッズ

オリジナル缶バッジクリアファイルを販売している(横浜市埋蔵文化財センターでは通信販売[4])。

ゆずのアルバム『すみれ』付属ブックレットの写真に、本遺跡内で撮影されたものがあるためか、グッズに描かれた三殿台オリジナルキャラクターは楽器を奏でる弥生土器のペア(形土器と形土器)[4]

利用情報

  • 入場料 - 無料
  • 開館時間 - 9:00から17:00まで(10月から3月は16:00まで)
  • 休館日 - 月曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日~1月4日
  • 駐車場 - 普通車5台、無料(道が狭くバスは進入不可能)
  • 遺跡は常時出入り自由

交通

脚注

  1. ^ 遺跡紹介(公式サイト)
  2. ^ 橋口 2014 p.10
  3. ^ a b 橋口 2014 pp.12-17
  4. ^ a b 横浜市三殿台考古館オリジナルグッズ等の通信販売について(横浜市埋蔵文化財センター)

参考文献

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  横浜市三殿台考古館のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「横浜市三殿台考古館」の関連用語

横浜市三殿台考古館のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



横浜市三殿台考古館のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの横浜市三殿台考古館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS