構造とデザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/29 23:03 UTC 版)
この劇場は立ち見を含め14,500人以上、全員着席時に9,500人という収容人数を誇る。移動式座席が格納された場合には、固定座席分に加え、ステージ前に8,000人分の立ち見席を作ることが出来る。最も奥の座席はステージから60メートルの場所にあり、これは以前のポイント劇場に比べ20メートル分近い。座席アレンジによっては、ローマのコロッセウムのようにステージ周辺をファンが囲むようにもできる。劇場内にはボックス席は無く、舞台裏は実質的なトラック用搬入口になっている。アルコールは、未成年飲酒を防ぐため劇場に設けられた、ハイ・セキュリティ・エリアで楽しむことができる。改装前の収容人員は、6,300人(立ち見を含めて8,500人)だった。 ライブ・ネイション・アイルランドのCEO、マイク・アダムソンは、規模の制約から、以前の劇場で開催されたイベントではアイルランドのファンが不当に扱われていたとして、次のように述べた。 「以前はヨーロッパツアーの公演は、規模の問題のせいで、いつでもこの会場で受け入れられるとは限らなかった。今だってそうだ。受け入れられない公演だってある。例えば、ポイント[劇場]でのジョージ・マイケルの公演は、彼の作った物の3/4の規模でしかできなかった。でも今じゃ他のヨーロッパの劇場に引けを取らないよ」 この劇場の開発者ハリー・クロスビーは、ポイント劇場は「建設当時のダブリンに合わせた」、劣った(英: grungy)雰囲気だったと述べた。更に、この劇場がより「しゃれた」人々のための、「度肝を抜く劇場」に生まれ変わると述べた。
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