構造とAPI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/11 13:49 UTC 版)
開発者向けのeyeOS Toolkitはライブラリの集まりであり、eyeOS向けのアプリケーション開発のための機能を提供する。組み込みのPortageベースのeyeSoftを使うと、eyeOS用の自前のリポジトリを作成でき、それを通してアプリケーションを配布できる。 デスクトップの中核部分もそれ自体がアプリケーションであり、ユーザーとやり取りする際にJavaScriptを使ってサーバコマンドを送る。Ajaxをつかってアクション(アプリケーション起動など)を実行するので、イベント情報をサーバに送信する。するとサーバはウィジェット描画などのタスクをXMLフォーマットで送り返す 。 サーバ上では、eyeOSはXMLファイルに情報を格納する。このためサーバの構築は簡単で、最初のユーザーのアカウント情報以外に設定する必要がなく、配備が簡単になっている。フラットファイルにあらゆる情報を格納すると、それがボトルネックとなってリソーススタベーションが起きる危険性があるが、eyeOSでは各ユーザーの情報をそれぞれ別のファイルに格納することでそれを防いでいる。
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