梅后流江戸芸かっぽれとは
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 14:02 UTC 版)
「櫻川千代助」の記事における「梅后流江戸芸かっぽれとは」の解説
かっぽれの始まりには諸説あり、真実ははっきりしていない。一般的には、江戸時代の大阪・住吉大社で五穀豊穣を願った「住吉踊り」に始まったと言われる。その後、お座敷芸へと変わっていき、幇間(太鼓持ち)や落語家などの踊りとして定着していった。最盛期は、江戸末期から明治までであり、大正、昭和とときを経るに連れ人気は下火となっていく。 現在のかっぽれは、昭和40年に主婦近藤才子(現、梅后流江戸芸かっぽれ宗家、櫻川梅后)が初代櫻川ぴん助師匠のかっぽれ道場に入門したことから始まる。近所の奥さんに頼まれてかっぽれを教えたのが梅后流かっぽれの始まり。櫻川梅后はお座敷芸であるかっぽれを、浅草サンバカーニバルを見た時パレードのできる大道芸に発展させようと思いつき、その結果、現在全国4,500人の門弟を抱えるまでに発展。梅后流江戸芸かっぽれは、数々の文化功労により、文部大臣賞・東京都文化功労賞などを受賞。また、日本の古典文化を世界に伝えるためヨーロッパをはじめとして、中国・ハワイ・アメリカなどの式典に招待され、日本はもちろんのこと海外にまで活動の場を広げている。
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