柳澤泰山(やなぎさわ たいざん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 04:48 UTC 版)
「なつきクライシス」の記事における「柳澤泰山(やなぎさわ たいざん)」の解説
常東学園校長兼神道塾塾長、そして柳澤の実父(ただし絶縁状態)である。白髪の混じる頭髪に息子とよく似た鋭い眼とこけた頬をした初老の男性で、常に和服を着、学園内では道場にて日本刀を佩く。辰馬によれば「数々の武術を極め、多くの他流試合でも負けたことがない“無敗の鬼”」(Action48)。また、彼自身が闘う姿は全く描かれなかったものの、辰馬の魔破拳をはじめ息子・雅昭(ひいては弟子のなつきも)が使う一部の技を彼が教授したとされる。学力や運動に長けた学生、とりわけ優れた武術選手を誘致し、試合においては判定勝ちを認めず「相手を倒して勝つ」ことに強いこだわりを持つ。意に沿わぬ者には容赦せず、誘致に応じない学生を学校ごと合併したり、自らの誘いに乗らぬばかりか計画を挫いたなつきに対して次々と刺客を送り込むなど傲慢で冷酷かつ非情な性格だが、なつきが戒那に勝った際には彼女をそのまま解放し以後は武藤にも手を出さないなど、卑劣さは持たなかった。Action48以降、常東学園の黒幕として度々登場しながら、その真意など多くの部分は明かされなかった(Action104では神取さえ「校長が10代の格闘エキスパートを集めている理由はわからない」と述べている)。柳澤校長のそばには雅(みやび)という妖艶な女子学生が仕えており、Action69において示された八傑士の中に彼女とよく似た影が描かれたり、裾に刃物を仕込んだ長いスカートを翻し敵を切り裂く技を見せたりしたが (Action53)、こちらも柳澤校長同様に正体など不明のまま終わっている。
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