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松岡美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 14:14 UTC 版)

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松岡美術館
Matsuoka Museum
施設情報
専門分野 美術館
管理運営 松岡地所株式会社
開館 1975年(昭和50年)11月
所在地 108-0071
東京都港区白金台5-12-6
位置 北緯35度38分23.8秒 東経139度43分18.2秒 / 北緯35.639944度 東経139.721722度 / 35.639944; 139.721722座標: 北緯35度38分23.8秒 東経139度43分18.2秒 / 北緯35.639944度 東経139.721722度 / 35.639944; 139.721722
外部リンク www.matsuoka-museum.jp
プロジェクト:GLAM
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青花龍唐草文天球瓶 明時代(永楽期)

松岡美術館(まつおかびじゅつかん)は、東京都港区白金台に所在する、昭和50年(1975年)11月開設の私立の美術館

設備点検等のため、2019年6月2日から2021年10月4日までの予定で長期休館となる[1]。 2022年1月26日に再開館した。

概要

当初は新橋の自社ビル内に開設したが、平成12年(2000年)4月、現在の創立者私邸跡地に新美術館を建設し、移転・再開した。

創設者は松岡地所創立者の松岡清次郎(1894年 - 1989年)。清次郎は若い頃から骨董の趣味があったが、ヨーロッパオークションを体験したのが切っ掛けで、78歳から本格的に収集を始めた。青花磁器の名品「青花双鳳草虫図八角瓶」(代作)と、「青花龍唐草文天球瓶」(永楽期作)の入手が、清次郎に美術館創設を決心させたという。

収蔵品は、ブールデルヘンリー・ムーアなどの現代彫刻、ガンダーラ石造彫刻や中世ヒンドゥー教彫刻といったインド彫刻、中国・朝鮮・日本・ベトナムの東洋陶磁器室町水墨画から昭和までに渡る日本絵画、ルノワールモディリアーニヴラマンクといったフランス近代絵画、など多岐にわたる。

主な収蔵品

西洋画
日本画
陶磁
  • 青花双鳳草虫図八角瓶 元時代
  • 青花龍唐草文天球瓶 明時代(永楽期) - 1974年、ロンドンのサザビーズで松岡清次郎が入手したもので、42万ポンド(当時の日本円換算で2億5千万円)という当時の最高値を付けた[3]

基本情報

設備点検等のため、2019年6月2日から2021年10月4日までの予定で長期休館となる。2022年1月26日に再開館した。

参考資料

  • 展覧会図録 『松岡美術館所蔵 フランス印象派からエコール・ド・パリ展』 1996年
  • 大山教男 『松岡美術館と共に歩みて』 松岡地所株式会社発行、2009年10月
松岡美術館発行図録
  • 『館蔵日本画選集』 1987年8月
  • 『東洋陶磁名品図録』 1991年11月
  • 『古代東洋彫刻図録』 1994年1月
  • 『館蔵 フランス近代絵画』 1995年
  • 『日本画名品選』 2006年10月

脚注

  1. ^ 館公式サイトによる。
  2. ^ 平成27年9月4日文部科学省告示第136号
  3. ^ 浦上満『古美術商にまなぶ中国・朝鮮古陶磁の見かた、選びかた』(淡交社、2011)、p.113

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