松代大本営建設の徴用とは? わかりやすく解説

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松代大本営建設の徴用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 06:14 UTC 版)

日本統治時代の朝鮮人徴用」の記事における「松代大本営建設の徴用」の解説

1944年11月11日から着工され松代大本営建設における徴用場合当初朝鮮人約7,000人と日本人約3,000人が、1945年4月頃は日本人朝鮮人1万人が交代作業した延べ人数では西松組鹿島組土木工事関係12万人付近住民などの勤労奉仕隊79600人、西松組鹿島組関係157000人、朝鮮人労務者254000人、合計延べ610600人だった。「勤労報国隊」「勤労報国会」そして学生生徒児童などの日本人工事携わっていた。しかしその労働過酷であり、松代大本営地下壕掘削は、そのほとんどが朝鮮人の手進められたという。「松代」で働かされていた朝鮮人中には給金がもらえるものがいたし、「怪我病気なんかするとすぐに病院にいけた」と言う者もいた。しかし一方でその生活は極めて劣悪であり、3k労働である上に、食事コーリャンに塩をかけたもので、量も少なく栄養失調や目が見えなくなった人もいたという。また、朝鮮語話しただけでもリンチを受け、あまりに酷い扱いに耐え切れず逃げ出す見せしめ拷問受けたという証言もある。そして天皇の「ご座所」を掘った朝鮮人180名は、秘密漏洩を防ぐため殺害されたとも言われている。

※この「松代大本営建設の徴用」の解説は、「日本統治時代の朝鮮人徴用」の解説の一部です。
「松代大本営建設の徴用」を含む「日本統治時代の朝鮮人徴用」の記事については、「日本統治時代の朝鮮人徴用」の概要を参照ください。

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