東映 対 大毎とは? わかりやすく解説

東映 対 大毎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 00:33 UTC 版)

振り逃げ」の記事における「東映 対 大毎」の解説

1960年7月19日東映フライヤーズ毎日大映オリオンズ大毎)戦が駒澤野球場行われた3-1東映リードで8回表二死満塁場面迎えた東映土橋正幸大毎山内和弘を2ストライク3ボール から見逃し三振仕留めた東映保井浩一コーチ(この日は代理監督として指揮)は三振攻守交代思い込みナインベンチに下がらせたが、このとき捕手安藤順三第3ストライク投球後逸していた。これを見逃さなかった大毎選手山内一塁に走るよう指示した山内そのまま守備陣がいないダイヤモンド一周し満塁走者一掃して自分生還した東映ベンチ球審に「(山内バットを)振っていない」「一塁走者がいる」「振り逃げならないではないか」などと猛抗議した。しかし、「振り逃げ」は打者振ったかどうか無関係であり、二死場面で一塁走者がいても振り逃げは可能である。さらには山内バット触れたチップではないか」と難癖もつけたが、もちろん認められず、最後には「山内走塁放棄になるのではないか」とも更に難癖をつけたが、一旦アウトになった勘違いした山内もまだベンチには入っていない ため、山内はまだ走塁放棄しておらず進塁認められた。 結局東映選手守備戻され58分の中断の後にスコア3-5、8回表二死走者として試合再開された。公式記録三振捕逸であるが、この一件は「振り逃げ満塁ホームラン」などと比喩されている。振り逃げで4得点挙げるという珍記録により、この試合3-5のまま大毎勝利した高校野球でも、この件と同様に振り逃げ3ラン」と呼ばれる事例起こっている(後述)。

※この「東映 対 大毎」の解説は、「振り逃げ」の解説の一部です。
「東映 対 大毎」を含む「振り逃げ」の記事については、「振り逃げ」の概要を参照ください。

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