東岳周辺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 23:30 UTC 版)
「冠岳 (鹿児島県いちき串木野市)」の記事における「東岳周辺」の解説
冠岳神社 東岳神社、東岳熊野権現社、あるいは東宮とも呼ばれていた。東側に稲荷大明神社がある。祭神は櫛御気男命(くしみけのみこと、スサノオ)であり、これが串木野(くしきの)の語源になったとする説がある。 仙人岩 阿子丸仙人が修行したと言われる岩山であり、北西部は絶壁となっている。頂上付近に小石池あるいは硯の水と呼ばれる池があり、この水を使って書を習うと上達するといわれる。岩の西面に不動窟と呼ばれる洞窟があり、不動明王の像が安置されている。キクシノブ、ナギ、ヤッコソウなどを含む貴重な植物群落があり、「仙人岩の植物群落」として鹿児島県の天然記念物に指定されている。 頂峯院跡 かつて頂峯院があった場所。礎石のみ残されている。 護摩岩 1300年(正安2年)、島津忠宗の命により元寇に対する異国調伏祈願として護摩が焚かれた。1965年(昭和40年)、四国の岩屋寺から不動明王像が招請され岩の上に安置された。
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