本編Bパート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:46 UTC 版)
「帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令」の記事における「本編Bパート」の解説
やがて、ヒラツネ市への隕石の落下から20時間以上が経過するものの、怪獣への有効的な攻撃手段は見つからない。MAT基地に戻った隊員たちには、地球防衛軍参謀本部からの命令を待つより以外にはない重苦しい待機状態が長く続いた。 そこへ、地球防衛軍参謀本部からの「本日の午前8時をもって、隕石ラムダ1、および、怪獣バグジュエルを熱核兵器で攻撃せよ」との命令が伝えられる。地球防衛軍参謀本部からの命令を受け取ったイブキ隊長は、冷静にMAT基地の体勢を「レベル4」に移行させ、マットアロー1号に熱核兵器を搭載するように命じるとともに、「熱核兵器による怪獣バグジュエルに対する攻撃は私自身で行なう」と宣言。だが、ハヤカワ隊員は、「怪獣がいる地点には、まだ、5000人以上も生存者がいる可能性がある。その上、撃墜されたイブキ隊員も生存している可能性がある。彼らを見殺しにすることはできない!」と、レベル4の体勢を解除しようと図った上に、他の隊員たちとの押し合いを払いのけて、必死になって隊長に食い下がる。しかし、「同胞の仇を討つんだぞ。貴様、それでも地球人か!」と隊長に一喝され、監視を付けられた形で自室にて謹慎させられる。自室に監禁させられたハヤカワ隊員は、変身アイテムのウルトラアイを手に持って見つめながら、「俺は、地球人だ。そして、ウルトラマンだ。くそっ!」と悔しげな表情で呟く。 そして、熱核兵器を搭載した、イブキ隊長自らが操縦するマットアロー1号がMAT基地から発進したその時、自室に監禁させられていたハヤカワ隊員は、ウルトラアイを装着し、巨大化によりMAT基地を破壊しつつウルトラマンに変身した。ウルトラマンは、ヒラツネ市上空でマットアロー1号を捕獲し、強制的に熱核ユニットを外し、イブキ隊長にある場所を示した。そこにはイブキ隊員が倒れていた、イブキ隊長が駆けつけると重症を負いながらも意識を取り戻した。ウルトラマンとバグジュエルとの戦いは、熾烈を極めてた、ウルトラマンの全ての技はバグジュエルの強力なバリヤに弾かれてしまう。カラータイマーの点滅する中、至近距離のウルトラ眼光で反撃、回収したウルトラブレスレットでバグジュエルのバリヤを破壊しスペシウム光線でとどめを刺した。ウルトラマンは、爆発のリミットに近づいた熱核ユニットを抱えて空に消えて光になった。マットジャイロで救助に訪れたMAT隊員たちがイブキ親子の生存に歓喜する中、どこからともなくハヤカワ隊員も現れた。イブキ隊長は自分の過ちを反省してハヤカワ・ケンと握手するのであった。
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