木造20形とは? わかりやすく解説

木造20形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/07 14:45 UTC 版)

京成20形電車」の記事における「木造20形」の解説

1921年大正10年)、京成船橋駅 - 京成千葉駅(現・千葉中央駅)間の延伸開業備えてモハ20 - 31の計12両が雨宮製作所製造された。 車体長さ16m、二重屋根両運転台式の木造車体で、前面製造当初中央貫通扉設け両側2枚ずつの窓を配した5であったが、製造後間もなく貫通3枚窓に改造された。前面中央部のみやや左右幅の広い5窓で、側面両端中央乗降用扉を配置し、扉の間に6(窓配置1D1221D1221D1、D=乗降用扉)の窓を設けた3扉車であった。側面の上部に明かり取り窓が設けられている。定員88であった台車ブリル27-MCB-2、主制御器ゼネラル・エレクトリック電空カム軸接触器式が使用された。 モハ271931年昭和6年)に押上駅火災により焼失し汽車製造200形同形の17m級鋼製車体に載せ替えられた。 モハ20 - 2628 - 301936年昭和11年)に電装品126形の電動車化に転用したため電装解除されて制御車クハ20 - 2628 - 30となった1941年昭和16年)には残るモハ311100形電装品転用し電装解除制御車化と片運転台化が実施されクハ31となった1946年昭和21年)にはクハ20・2229帝国車輌鋼製車体に載せ替えられた。残るクハ21・23 - 2628・3031車体更新されることなく1947年昭和22年12月廃車となった

※この「木造20形」の解説は、「京成20形電車」の解説の一部です。
「木造20形」を含む「京成20形電車」の記事については、「京成20形電車」の概要を参照ください。

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