木場車庫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 07:58 UTC 版)
木場公園の南側に位置し、幅員17 - 107 m(東西方向) 、全長(南北方向)607 m の地下2層構造の構造物である。木場公園の整備事業と大江戸線の車両基地建設計画が重なったが、車両基地建設のために公園の閉鎖を避けるため、車両基地の上床版(地下1階上天井部)は東京都によって1988年(昭和63年)から施工されていた。建設はこの上床版を利用しながら、掘り下げることで構築を行った。 管理事務所となる木場庁舎は地下2階、地上8階建て構造で、建物内には保線管理所、車両検修所、電気管理所がある。2000年(平成12年)4月7日から庁舎の使用を開始した。 車庫内は地下2層構造となっている。 地下1階部に留置線が8本、月検査線・列車検査線(プールピット構造)が各2本、列車検査線が6本、臨時検査線が1本(車体吊上機、天井クレーンなど配置)、トロリー線(保線車両置き場)3本がある。 地下2階部に留置線が17本、洗浄線が4本(車両洗浄機2台)、車輪転削線1本がある。留置能力は上下合わせて8両編成39本(312両)である。 ※太字は検査線で、収容数には含めない(トロリー線も含めない)。
※この「木場車庫」の解説は、「木場車両検修場」の解説の一部です。
「木場車庫」を含む「木場車両検修場」の記事については、「木場車両検修場」の概要を参照ください。
- 木場車庫のページへのリンク