木場産業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 03:22 UTC 版)
「哲也-雀聖と呼ばれた男」の記事における「木場産業」の解説
キバ 木場産業で麻雀牌を彫る「牌彫り師」。麻雀牌を大事にせず、自身の彫った牌と工場で生産された牌の区別を付けない玄人を嫌っており、自ら玄人達に戦いを挑み花村太一を含む136人もの相手に勝利した。自身の麻雀牌を使用する際には、負けたら「人骨牌」の材料にすると言い、命を賭けさせて戦わせているが、実際はブラフであり、負けた相手を木場産業の工場に連れて行き、牌作りに従事させていた。 命がけで彫った牌を使用しているため、各々の牌の重さを把握できる。その識別力は、勝負に使用する牌と展示品の牌はおろか、1セットごとにその牌がどこのセットに入っていたかを緻密に区別できるため、イカサマが通用しない(継生・幸三が展示品の牌をギってガス牌として使用したが、運悪く勝負中に使用していた山に積んであった牌と被ってしまった)。しかし白だけは「彫っていない」ため識別不可。 哲也と戦い圧倒、ぎりぎりのところまで追い詰めるも戦法を見破られ、白に近い重さを持つ二索に細工を施されたことで敗北。自身の誇り高い性格まで逆手に取られ、そのまま上がっていれば勝ちが確定するであろうアガリを見逃すことまで哲也に予想されていた。このことでキバは哲也を一流の玄人と認めた。 彼の彫った牌は言うだけあって相当な名品であり、哲也と花村太一を魅入らせた。材料は哲也いわく「ただの牛骨」。 神保の葬式麻雀に参加。 花村三兄弟(はなむらさんきょうだい) 昔哲也に負けた事がある3兄弟の玄人。長男・太一(たいち)、次男・継生(つぐお)、三男・幸三(こうぞう)の3兄弟。哲也に再戦しようとして雀荘で待っていた。木場産業の位牌によれば、通称は「エレベーターの花村」。 太一がキバの彫った牌に魅入られ、哲也のいない所でキバと戦うも3兄弟は敗北、太一は連れて行かれる。 その敵をとるため哲也と組み、キバと戦う。勝負の最中、継生は哲也の異変に気づく。
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