最初のバス車庫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 06:33 UTC 版)
市営バスの開業直前に、桜木町駅横の空地に桜木町車庫(現:横浜市健康福祉総合センター)の建築が始まったが間に合わず、市電の浅間町車庫の一部がバスの仮車庫として転用された。 桜木町車庫は1930年(昭和5年)4月15日より使用を開始したが、後に浅間町車庫の自動車施設の増強に伴い、桜木町車庫は1933年(昭和8年)3月に廃止統合された。 1936年(昭和11年)頃までには、当時京浜工業地帯に組み込まれていった鶴見方面の路線増強、弘明寺線・岡野町線・磯子線・豆口線・関内周り三ツ沢線といった当時の郊外線の新設など、バス路線の大幅な拡張やそれに伴う車両の増強(140台ほどに増加)が行われ、市電の補助機関としての運行から、独立した運輸体系をもって事業経営にあたることとなった。これを支えるべく鶴見方面の営業拠点として1937年(昭和12年)12月27日に鶴見車庫を開設、翌1938年(昭和13年)1月16日に営業を開始している。
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