暗黒大陸・王位継承編
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No.340 - (単行本32巻 - ) カキン帝国のホイコーロ国王が、世界の外側「暗黒大陸」への進出を突如宣言した。しかも探検隊の責任者は、故ネテロ会長の息子を名乗るビヨンド=ネテロであった。 外の世界への進出は人類最大のタブーとされており、近代5大陸の代表V5は外世界不可侵を保つための同盟である。外の世界には危険に相応のリターンが存在するため、V5の本音としては新興のカキン国に先取りされる事をなんとしても防がねばという思惑がある。 ビヨンドは自らハンター達に身柄を拘束されるも揺るがない。ハンター協会のチードル会長は、V5からの依頼とネテロの遺言に従い、ビヨンドの監視と暗黒大陸攻略を決定、協会の総力を挙げてリスクの克服とリターン獲得に挑む。レオリオとクラピカは十二支んに加入した。チードルはハンター試験で暗黒大陸攻略のための人員を補充する。 ビヨンド不在の探検隊は、十二支んを脱退したパリストンが中心となり暗黒大陸攻略計画を進めていた。己こそがいずれはと考えていた、同じく十二支んを脱退したジンは、ほとんど殴り込み同然で探検隊に加入したが、探検隊のメンバーが自分と同じように夢を追う者達であった事実を理解し、改めて自分を仲間に加えて欲しいと申し出る。 カキンのツェリードニヒ第四王子が「緋の眼」を所有している事を知ったクラピカは、接触のためにワブル王子と契約し渡航船中での警護に就く。しかしその船旅は、次期王の座をかけた全14王子達によるサバイバルであった。クラピカは念能力が介在する戦いであることを船内アナウンスで護衛ハンター達に周知させたことで、他勢力から注目を集めることになる。 一方、クラピカの鎖を除念したクロロは天空闘技場でヒソカと対決、仲間から借りた念能力と闘技場の群衆を利用して、ヒソカ抹殺を成し遂げる。次にクロロはカキンの国宝を狙うと決め、幻影旅団に渡航船へと招集をかける。しかしヒソカは蘇生の賭けに成功し、次の標的を旅団全員と宣言する。旅団員は2人がヒソカに殺され、あと10人。 渡航船BWは、8月8日に出航した。乗員数は20万人である。
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