春陽【シュンヨウ】(食用作物)
登録番号 | 第12181号 | |
登録年月日 | 2004年 8月 18日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 春陽 よみ:シュンヨウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 上原泰樹、小林陽、太田久稔、清水博之、福井清美、三浦清之、大槻寛、小牧有三、笹原英樹 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「NM67×NM(1-3)(後の「エルジーシー1」)」に「北陸153号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(新潟県上越市)における成熟期は早生の晩、精玄米千粒重が大、グルテリン含量が低の水稲、粳種である。草型は偏穂重、稈長は短、稈の細太はやや太、剛柔はやや剛、止葉の直立の程度はやや立である。穂長はやや長、穂数は中、粒着密度はやや疎、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄である。芒の有無と多少はやや少、芒長はやや短、芒色は黄白-黄である。玄米の形はやや細長、大小及び精玄米千粒重は大、玄米の見かけの品質は中の下、光沢はやや不良である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は早生の晩、障害型耐冷性はやや弱、穂発芽性は中、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難、収量は多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a、穂いもちほ場抵抗性及び葉いもちほ場抵抗性は中、白葉枯病ほ場抵抗性はやや弱である。アミロース含量は中、蛋白質含量はやや低、グルテリン含量は低、プロラミン含量はやや低である。「ひとめぼれ」と比較して、精玄米千粒重が大きいこと、グルテリン含量が低いこと等で、「トドロキワセ」と比較して、穂長が長いこと、精玄米千粒重が大きいこと、グルテリン含量が低いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に北陸農業試験場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、新潟県上越市)において、「NM67×NM(1-3)(後の「エルジーシー1」)」に「北陸153号」を交配し、雑種第2代でグルテリン含量を分析して選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
春陽と同じ種類の言葉
このページでは「品種登録データベース」から春陽を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から春陽を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から春陽 を検索
Weblioに収録されているすべての辞書から春陽を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から春陽 を検索
- >> 「春陽」を含む用語の索引
- 春陽のページへのリンク