映画館業務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 17:57 UTC 版)
岡山市中心部に在する自社のビル内において映画館を運営している。往年においてはメルパビル・ジョリービルともに複数スクリーンを持ち、チケット購入窓口を各ビルごとに統合させ、1970年代ごろよりターミナル駅および商店街接続型のシネマコンプレックスに近い形態による経営方式を確立させていた。 しかし1990年代、岡山市郊外部にもモータリゼーションの本格化が到来し、それに伴って1999年にMOVIX倉敷およびワーナー・マイカル・シネマズ 高松が、さらに2006年にTOHOシネマズ岡南が進出。これら郊外型スーパーセンターモール接続式の本格的大手シネコンによる組織力をバックボーンとした経営に対して、他の地方映画館同様、経営に大きく水を揚げられる結果となり自社のスクリーン・客席規模を縮小する選択を迫られてしまうも、それまでの地勢の利と経営ノウハウゆえか、かろうじて全館の廃館にまでは至らなかった。 その後は市内中心部に残る大手(東映・東宝・松竹・洋画系)作品の配給映画館として、時折、話題となったミニシアター系作品も取り入れながら運営を続けている。
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