映画に登場した「イル・トロヴァトーレ」
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『オペラは踊る』(A Night at the Opera, 1935年) - 後半部では舞台上で展開する『イル・トロヴァトーレ』と、公演を台無し寸前にまでしてしまうマルクス兄弟のドタバタで綴られる。 Moonlight Murder(1936年) - 『イル・トロヴァトーレ』に出演中のテノールが舞台上で殺された事件を巡るミステリー映画。 『夏の嵐』(Senso, 1954年) - ルキノ・ヴィスコンティ監督作品。1866年、オーストリア帝国支配下のヴェネツィアのフェニーチェ劇場で「見よ、恐ろしい炎を」が歌われた際、観客がその歌にイタリア独立・統一へのメッセージを読み取り暴動が発生する、というシーンが描かれている。 『耳に残るは君の歌声』(The Man Who Cried, 2000年) - サリー・ポッター監督作品。第二次世界大戦直前のロンドン、パリでのユダヤ人女性の人生を描くこの作品で、熱烈なファシストであるイタリア人テノールが「見よ、恐ろしい炎を」を歌うさまが効果的に用いられている。なおテノールの声は有名になる直前のサルヴァトーレ・リチートラである。
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