映画、テレビでの登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 09:04 UTC 版)
「シャープス銃」の記事における「映画、テレビでの登場」の解説
シャープス銃の迫力を示すいくつかの映画には『荒野のガンマン無宿』(1974年)、『荒野にさすらう若者たち』(1975年)、『追撃のバラード』(1971年)、『ブラッディ・ガン』(1990年)、また『トゥルー・グリット』(2010年)がある。1990年の西部劇、『ブラッディ・ガン』でトム・セレックの演じた人物はシャープス銃を使っているが、この銃は標準的な小銃が30口径長の銃身であるのと比較し、34口径長の銃身を持っている。『追撃のバラード』の中では、バート・ランカスター演じるボブ・バルデスが、フランク・タナーという登場人物の部下達に対し、シャープス銃を1,200ヤードの距離で撃っている。映画『ブラッディ・ガン(原題『キグリー・ダウン・アンダー』)』が人気を博した結果、モンタナ州フォーサイスで毎年開かれるシャープス銃の競技は「キグリー・マッチ」として知られている。映画のシーンを想起させるよう、各射手のために、44インチ大の目標が1,000ヤードの距離に置かれる。デヴィッド・ペデルソリやシャイロー・ライフル・マニュファクチャリング・カンパニーのような銃器製作会社では、こうした映画は小銃の需要を増やすと信じている。シアター・クラフツ・インダストリー誌では、「我々が1990年に行った『ブラッディ・ガン』の劇中で、トム・セレックとシャープス銃は実質的に共演していた。」とまで語った。この意見は『Guns』誌のジョン・タフィンや、『Field & Stream』誌のライオネル・アットウィルのような銃器の著述家によって繰り返された。 テレビ放送では、アメリカ合衆国のクライム・ドラマ『Longmire』(2012年)の「パイロット」というエピソードの中で、殺人の捜査にあたりシャープス銃が中心的な役割を演じている。シャープス銃は殺人の凶器に用いられ、その射撃動作が粗筋の中核になっている。
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