旧社屋との関係性について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 17:30 UTC 版)
「日本テレビタワー」の記事における「旧社屋との関係性について」の解説
2004年に日本テレビの本社機能はデジタル放送に対応するため、開局以来本社を置いていた千代田区二番町(通称:麹町)から港区東新橋(通称:汐留)に移転した。 しかし、移転後に本社機能・番組収録を全て旧社屋から新社屋にシフトしたTBSやフジテレビとは違い、日本テレビは2004年時点で麹町社屋がさほど老朽化していなかった事や、新社屋の敷地面積が他の在京民放の社屋より狭いことなどから、本社機能と報道・情報番組制作、一部のバラエティー番組制作が『日本テレビタワー』にシフトする一方で、バラエティ番組の多くが『麹町分室』で2019年の稼働終了まで制作されていた。2019年からは隣接地に建設した『日本テレビ番町スタジオ』での番組制作を始めている。こうした機能分散の例はテレビ朝日六本木ヒルズ社屋完成前の時代(アークヒルズのスタジオ建設や本社機能移転)などがある。 『麹町分室』と後継の『番町スタジオ』で制作された番組は『日本テレビタワー』(汐留社屋)に光ファイバーでHD/SD転送されてローカルマスターを経由して日本テレビの親局(東京タワーもしくは東京スカイツリー)から送出し放送されたり、ネットマスターを経由して全国の系列局に送出されている。逆にBS日本とCS日本の本社・送出マスターが麹町にあった頃は『日本テレビタワー』で制作したBS・CSの番組は『麹町分室』に光ファイバー転送されてそれぞれのマスターを経由して放送されていた。 汐留・麹町間はスタッフ専用のシャトルバスで結ばれている(六本木再開発時代のテレビ朝日も同様)。
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