日計り〈日計り商い〉
株価は午前9時の取引開始から、午後3時の取引終了時点まで、常に需給バランスによって変動しています。日計り(商い)とは、この1日の株価の変動を捉えて、短期勝負でキャピタルゲインの確保を狙う取引方法です。証券会社の自己売買部門(ディーラー)や、一部の投機筋などがこの手の取引手法で利ザヤ稼ぎを行うケースはみられますが、個人の場合は手数料の額が大きいため、これまではあまり一般的な取引手法ではありませんでした。しかし、1999年10月からの株式委託手数料の完全自由化を機に、オンライン証券会社が格安の手数料率を提示しており、これを利用して個人の間にも、日計り商いで利ザヤを稼ぐ取引手法を行う人が増える可能性があります。アメリカでも「デイ・トレーダー」と言って、一般個人投資家の間でも日計り商いによってキャピタルゲインを稼いでいる投資家が存在します。
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