日本語訳史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 04:53 UTC 版)
ベトナム語の叙事詩作品の翻案元となった中国語の小説作品『金雲翹伝』は、近世に満洲語・朝鮮語にも翻訳され、現地で翻案作品の発展を見た。日本へも江戸時代に『金雲翹伝』が輸入されており、西田維則による翻訳『通俗金翹伝』(1763年)、曲亭馬琴による翻案作品『風俗金魚伝』(1839年)が刊行されている。 ベトナム版『金雲翹(断腸新声、キエウ伝)』の日本語訳は、以下のように出版されている。 1942年 - 小松清: 『金雲翹』東宝発行所 (フランス語訳からの重訳) 1948年4月25日、偕光社より出版 1975年 - 竹内与之助: 『金雲翹』 講談社 1985年 - 竹内与之助: 『金雲翹新伝』 大学書林 1996年 - 秋山時夫: 『金雲翹』 2005年3月25日 - 佐藤清二、黒田佳子: 『トゥイ・キォウの物語』 ISBN 4-86069-089-3 吉備人出版(レ・スァン・トゥイによる1963年の英語訳からの重訳)
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