日本語としての漢語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 02:12 UTC 版)
「日本語の表記体系」の記事における「日本語としての漢語」の解説
日本語には語源を異にした多くの同義語がある。中国起源のものと日本起源のものとである。また、中国起源の単語はより厳密さが求められる説明的な文脈で用いられる傾向があり、これはヨーロッパ言語を用いる国や地域の人々がラテン語由来の単語をしばしば上流の証として用いるのと似ている。近代では日本人が漢語を造語する例もあり、英語のphilosophy、ドイツ語のPhilosophieを指す用語として、明治時代の啓蒙家西周が、「哲学」と造語している。これらは和製漢語と呼ばれるもので、現在では漢語の本家である中国語圏に逆輸入されている例も多い。
※この「日本語としての漢語」の解説は、「日本語の表記体系」の解説の一部です。
「日本語としての漢語」を含む「日本語の表記体系」の記事については、「日本語の表記体系」の概要を参照ください。
- 日本語としての漢語のページへのリンク