日本支部の独自の活動
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「国際義肢装具協会」の記事における「日本支部の独自の活動」の解説
ISPO 日本支部の独自の活動としては、国際会議へのサポート体制を充実させている。義肢装具学会や義肢装具士協会の学術大会時には無償ブースを提供して頂き、国際大会の告知を積極的に行った。2006年にはカナダ大会の大会長 Dr.Eduard Lamire、2009年にはドイツ大会の代表としてISPOオーストリア支部会長のDr,Franz Landauerを招致し、講演とともに国際会議の宣伝を行った。オフィシャルツアーの指定や協力も行っており、ツアー会社の協力により事前登録代行、現地登録受付での日本支部専用デスクの設置など会員へのサポートも実施している。 東南アジアへの国際援助として、アジア国際支援基金を設置している。2008~2010の3カ年計画では、カンボジア、ラオス、スリランカの3カ国より15名のISPO会員登録の支援を行っており、この中から1名の2010年国際会議ドイツ大会への参加と演題発表を支援する予定である。 アジア近隣の先進国のISPO支部(香港、韓国)などのネットワークの構築も進んできており、幕張、香港、ソウルと続けて来たアジア義肢装具学術会議をISPOの地域カンファレンスと位置づけ、各支部のサポートを続けて行くことが議論されている。2009年8月にはAPOM2009香港大会が開催され、日本支部もグループ登録や告知活動の積極的な応援を行っている。今後このネットワークに中国、台湾、タイなども加入してくることが期待されている。 メンバーの協力により本部機関誌であるProsthetic Orthotic Internationalの和文要旨の発行も好評であり、今後支部HPでの公開なども検討しており、本部編集委員会よりの正式な公認やサポートの議論も行われている。
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