日本の燃料用パイプライン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/10 02:37 UTC 版)
「パイプライン輸送」の記事における「日本の燃料用パイプライン」の解説
世界的視野からは、 日本国内にある燃料用パイプラインに特筆性を見出せない。したがって、日本国内についてはセクションを特設して解説する。代表的なものを以下に挙げる。 羽田空港航空燃料パイプライン 東京都大田区に所在する石油パイプライン。1955年(昭和30年)6月竣工、同年12月供用開始の、三愛石油株式会社が整備した日本初のハイドラントシステム(地下パイプラインで燃料を圧送するシステム)の根幹をなすパイプライン。埋蔵配管の総延長距離は約40km。 成田国際空港航空燃料パイプライン 千葉市の東京湾岸(千葉港頭石油ターミナル〈所在地: 千葉市美浜区新港233〉)→ 四街道石油ターミナル(中間ポンプステーション)→ 成田国際空港石油ターミナル(第1・第2給油センター〈千葉県成田市〉) 同空港が開港してから5年後の1983(昭和58年)に完成した石油パイプライン。それまでは暫定的に鉄道を用いて燃料を輸送していた。総延長距離は約47km。輸送は、2005年(平成17年)10月からは成田空港給油施設株式会社(英称: NAA Fueling Facilities Corporation、頭字語: NAAF〈ナーフ〉、日本語通称: NAAF給油)が請け負っている。
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