日本の歌によるファンタジー~日本の未来である、チャーミングな世玲音に捧ぐ~とは? わかりやすく解説

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ローゼンブラット:日本の歌によるファンタジー~日本の未来である、チャーミングな世玲音に捧ぐ~

英語表記/番号出版情報
ローゼンブラット:日本の歌によるファンタジー~日本の未来である、チャーミングな世玲音に捧ぐ~Fantasy on Japanese Themes (dedicated to Charming Serene , the Tomorrow of Japan)作曲年2004年 

作品解説

執筆者: 加藤 麗子

2005年3月11日行われたローゼンブラット初来日公演「ダブル・ピアノ・デュオ」の為にローゼンブラット憧れの国だと語る「日本」の観客へ、彼の特別な思い込めて精力費やして書いた傑作」。2004年筆者十数曲の日本名曲気の向くままに五線紙おこしてコメント付けて彼へ送った「さくらさくら」浜辺の歌」「荒城の月「花」ずいずいずっころばし」「かごめかごめ」「赤とんぼ」「上を向いて歩こう」など。彼が最初に選んだ曲はストレートに日本イメージできるという「さくらさくら」。その他これに合いそうな明るい曲ということ選んだのが「浜辺の歌」と「赤とんぼ」。選曲において「さくらさくら」以外の曲について特別に象徴的な意味はなく、インスピレーション選んだようだ。本作品はその後半年完成した。曲の始まりしめやかに美しく導かれてのどかな浜辺の歌」から始まるが、次第怒涛のようなスケール大きい波へと変わっていく。ふと山へ目を向けるとそこには立派な寺が立っている、この時「さくらさくら」によって荘厳な鐘の音遠く鳴り響く。そしてテイクファイブの「赤とんぼ」を口笛で吹く若者ナンパでもしながら街を闊歩しているような粋な調子。やがてラフマニノフ調のドラマティック「さくらさくら」からスイングする赤とんぼ」、この辺りからエネルギーが更に増していく。未来へ夢を抱きながら颯爽と奏でるブルース調の「浜辺の歌」、最後に「さくらさくら」までもがニューオリンズ・ジャズ・スタイルになってしまう。この曲が最後まで演奏された時、それを聴いた人はいつのまにニューオリンズのベイジンストリートに立っているような気分になるかもしれないローゼンブラットコンセプト日本的な色合い残しながら編曲するというものではない。3つの日本の古い歌を素材ジャズクロスオーバーしていくことで「全く違う作品として」作り上げたのだ。これが彼のオリジナリティである。



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