日本のドチリナ・キリシタンとは? わかりやすく解説

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日本のドチリナ・キリシタン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 14:48 UTC 版)

ドチリナ・キリシタン」の記事における「日本のドチリナ・キリシタン」の解説

日本刊行されドチリナ・キリシタンは、刊行年・刊行地共に不明国字本「どちりいな・きりしたん」、文禄元年1592年発行天草版ローマ字本、慶長5年1600年発行長崎版ローマ字本、同年発行長崎版国字本「どちりな・きりしたん」の4種類がある。これらはそれぞれ1冊ずつしか現存しない。収蔵館は最初から順番に、バチカン図書館東洋文庫水戸徳川家カサナテンセ図書館である。 ローマ字本はヨーロッパ人日本語学習のため、国字本は日本人信徒教理学習用として編纂され、問答体平易な文章で書かれている天正18年1590年)に2度目来日をしたアレッサンドロ・ヴァリニャーノヨーロッパから持ち込んだ活字印刷機により他の数々書物と共に印刷された。「どちりいな・きりしたん」と天草版ローマ字本は木版印刷長崎版どちりな・きりしたん」はローマ字国字本ともに金属活字による印刷である。 ドチリナ・キリシタンでは、キリスト教来世における救済教えであることを、キリシタンに対して繰り返し強調していた。また、デウス十戒の第4の掟で、「父母対す孝行」を「主人・司たる人(主君領主)に対す忠誠と服従」と敷衍して規定していた。

※この「日本のドチリナ・キリシタン」の解説は、「ドチリナ・キリシタン」の解説の一部です。
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