日本における保全活動状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/12 11:26 UTC 版)
「クリイロコミミガイ」の記事における「日本における保全活動状況」の解説
絶滅危惧I類(CR+EN)(環境省レッドリスト) 県別レッドリスト絶滅危惧I類 - 愛媛県・大分県・福岡県・佐賀県・長崎県 絶滅危惧II類 - 三重県・徳島県・熊本県・鹿児島県 情報不足 - 宮崎県 「長崎県未来環境条例」が指定する「希少野生動植物種」 - 2009年 オカミミガイ科他種と同じく、人間の活動の影響で生息地が減少している。干潟から陸地へ移行する区域に生息しているが、この区域は小規模な環境の改変でも消滅しやすい。干潟の埋立までせずとも、道路や船着場の建設などで消滅することがある。 日本産オカミミガイ科の中では分布域は広いが生息地は少ない。南西諸島より九州・四国・本州での生息地が危機的状況にあるとされている。日本の環境省が作成した貝類レッドリスト2007年版では、最も絶滅が危惧される「絶滅危惧I類」の一種として掲載された。また各県が独自に作成したレッドリストでも、10県で絶滅危惧種として挙げられている。
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