日本と無宗教
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 00:41 UTC 版)
日本は統計上、家がある寺の檀家であったり、地域の付き合いでお宮代を払っているなどの事情で、本人の意識にかかわらず統計上は仏教徒や神道信者として扱われてしまうため、各宗教の信者の合計が総人口を超えてしまう異様な値を示している。しかし実際には、無宗教を自覚する人の割合が多い国である。ただし、無宗教は無神論を意味しないため、習慣的に宗教的行為を行っている人も多い。思想が変わらない同一人物が、神社や寺院へ同じ日に参拝に行ったり、結婚式は牧師の司式のもとで神に誓いを述べ指輪を交換する「キリスト教式」、葬儀は僧侶が声に出して経典を読み上げる「仏教式」を行ったりするなど、複数の宗教が混在しているのも特徴である。 「日本の宗教」も参照
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