日本での活動休止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 14:59 UTC 版)
3人は仮称のまま活動を続け、エイベックスによるマネジメントの下、2010年6月には大阪ドームと東京ドームでイベント「THANKSGIVING LIVE IN DOME」を開催して、日本で相変わらず東方神起時代と同様の動員力を持っていることを示した。しかし、表面上蜜月であった3人とエイベックスとの関係はすでにこの頃、俳優のクォン・サンウに不公平な覚書締結を強要した罪で服役していたという素性 が表沙汰になった シージェス・エンターテインメントの代表者の扱いをめぐり、早くも冷却化へと向かっていた。 そんな中、3人は同年6月下旬に渡米し、アジア各国でリリースする英語詞アルバムのレコーディングに取り掛かった。かねてから3人が希望していたカニエ・ウエストやロドニー・ジャーキンス(英語版)とのコラボレーションに成功し、その結果、ユチョンが「音楽を共に作り上げるといった感じで、よりレベルの高い音楽ができた」と自負するほどの作品に仕上がった。 その後、3人はワーナー・ミュージックの韓国法人と配給契約を結び、またそれまで法律事務所が引き受けていた広報を同国の広告代理店プレインに委託するなど、着々と韓国での本格的活動のための準備を進行。その一方で、同年8月にはそれまで東方神起の一員として参加していた日本の音楽フェスティバル「a-nation」に出演し、エイベックスからの仕事もこなした。しかし、そのエイベックスはミニアルバム『The...』をリリースした直後の同年9月16日、シージェス・エンターテインメントの代表者の経歴などを理由に3人に対するマネジメントの停止とグループの活動休止を突如発表した。3人側はその経歴を口実にエイベックス側から不利な条件での再契約を求められていたと主張し、活動休止は一方的と反論したものの、これにより3人は日本での活動を一旦絶たれることとなった。
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