新型コロナウイルス感染症に関する表現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 18:17 UTC 版)
「おかえりモネ」の記事における「新型コロナウイルス感染症に関する表現」の解説
本作では、明確には示されていないものの、最終週に放送当時の新型コロナウイルス感染症のパンデミックを想起させる描写があり、朝ドラで初めてコロナ禍に触れた作品であると指摘された。 第117回で、主人公の百音の家を訪ねていた菅波が緊急で東京へ呼び戻された(あらすじ参照)のは、2020年1月14日であった。この日、実際には日本国内で初めて、新型コロナウイルスに関連する可能性がある肺炎患者が報告された(その後検査により新型コロナウイルス陽性と確認され、1月16日に厚生労働省より発表された)。 第120回(最終回)のラストは近い未来のコロナ禍の収束を想起させる表現となり、大きな反響を呼んだと報じられた。 本作で新型コロナウイルス感染症を描いたことについて、制作統括の須崎岳は放送終了の2か月後、以下のように語っている。 制作側でも賛否両論があったが、ヒロインが目指す気象予報士は“明るい未来を届ける仕事”と宣言した以上、今まさに起きていて、私たちの未来に大きな影響を与えるコロナについて、全く触れないでいいわけがないと思い至った。 概ね好意的に受け止められ、特に医療従事者の方々から『力をもらいました』『励みになりました』といった言葉をいただけたのは本当にうれしかった。
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