新型コロナウイルスとWWE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 22:54 UTC 版)
「WWE」の記事における「新型コロナウイルスとWWE」の解説
2020年3月以降、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い全米各地で外出禁止令が発出、WWEの興行も事実上不可能となった。 WWEは全試合を録画で放送することを始めたところ、同年4月9日、フロリダ州知事が食料品店や病院などと並びWWEの事業を「必要不可欠なサービス」として認定。4月13日からフロリダ州オーランドにある訓練施設を使って試合の実況放送を再開した。 一方、4月15日には予算削減措置に言及。幹部の給与の引き下げとともに、ドレイク・マーベリック、ザック・ライダー、カート・ホーキンスらの解雇が発表された。 日本国内での事業にも影響を与え、7月開催予定だった3大会(7月2日・大阪府立体育会館大会、7月3日~4日・横浜アリーナ大会)を中止。また3月に選手契約を締結していたSareeeについても渡米が困難な事態に陥った事から、WWE所属のまま日本国内での活動を許可する決定を下した。 2021年5月26日、同週に入って管理職を含めた35人のバックステージスタッフを解雇したと複数のアメリカメディアが報じた。主にテレビ制作とデジタルコンテンツ制作で重複している業務を統合した影響で大量解雇につながったと見られる。 2021年9月2日付の日本政府官報で日本法人となるWWEジャパン合同会社の解散公告があった。同月1日に全従業員が解散に同意したものとされる。WWEでは新型コロナウイルス感染拡大の影響で経営的な問題があったとして同年春以降、100人を超える選手、スタッフが解雇となってきたが、米メディアによると、その流れによる組織変更の一環だと伝えている。 2021年に入り経営難に伴い予算削減の一環として選手を大量解雇しており、11月19日時点で80人以上(11月に限っても同時点で26人)が解雇されている。
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