新入幕へ
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2010年3月場所の番付編成会議で東前頭12枚目と発表され、新入幕が決まった。島根県出身の関取では、1922年春場所(当時1月場所)で新入幕を果たした若常陸、太刀ノ海以来88年ぶり。また隠岐の島出身力士としては初めての幕内力士の誕生である。その3月場所の初日、新入幕となってから初めて幕内の土俵に立ち、時天空との初顔合わせでは、肩透かしで敗れた。3日目、玉乃島に寄り切りで勝ち、入幕後初白星を飾った。中盤まで負けが先行していたが終盤3連勝し、千秋楽で8勝7敗と勝ち越しを決めた。 2010年6月23日、大相撲野球賭博問題で日本相撲協会の調査に自己申告した力士29人の中に、隠岐の海も含まれていると報じられた。6月28日に開かれた日本相撲協会の臨時理事会で野球賭博に関与した隠岐の海らを謹慎処分にすることを決めた。この問題の際に「コメントは広報・マネージャーに任せている」と付け人など部屋関係者に対応を丸投げしたため、一部で批判の声が上がった。
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