文字列表現(付属書H)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/02 06:36 UTC 版)
「ISO 6709」の記事における「文字列表現(付属書H)」の解説
この規格の第1版を拡張したもの。緯度、経度、高度または深さ、座標参照系指定の順に区切り文字なし(スペースなどの間を空けず)に記述し、斜線 (/) で終わる。高度または深さがある場合には座標参照系の記述は必須である。
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文字列表現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 08:56 UTC 版)
この標準では、基本形式と「外部文字列」形式との間での変換機能を要求している。十進数の文字形式との変換は全形式について要求されている。外部文字列形式に変換したものを元の内部の形式に再変換したとき、全く同じ数値にならなければならない。NaNのペイロードを保持するという要求はなく、外部文字列形式に変換し数値に再変換したとき、signaling NaN が quiet NaN になることはありうる。 内部二進形式の値を十進の外部文字列形式に変換する場合、以下の十進有効桁数(以上)にすれば再びそれを内部二進形式に戻した場合に元の内部表現の値を完全に回復することができる。 binary16 の場合、5桁 binary32 の場合、9桁 binary64 の場合、17桁 binary128 の場合、36桁 これら以外の二進形式の場合、必要な桁数は次の式で計算できる。 1 + ceiling(p×log102) ここで、 p はその二進形式の仮数のビット数で、例えば binary32 なら24ビットである。 なお実装上の限界として、文字列形式の十進の桁数が上記より3桁を越えて長い(より精度が高い)場合、正しい丸め結果を保証できない。例えば、二進形式でサポートしている最大が binary32 だった場合、十進数で12桁までなら正しく丸めが行われるが、13桁以上では変換が正しく行われない。ただし、標準ではそれを制限として実装することは推奨していない。 内部十進浮動小数点形式の場合には、外部文字列表現に於いて以下の桁数(以上)を使えば、それを再び読み込んで内部十進形式に戻した場合に、元の数値を完全に回復することができる。 decimal32 の場合、7桁 decimal64 の場合、16桁 decimal128 の場合、34桁 二進と十進の間で正しく丸めを行いつつ変換するアルゴリズムが議論されており、評価されている。
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