文化・社会活動
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元社長・佐治敬三が文化活動に深い理解を示していたこともあり、日本屈指のクラシック音楽ホールとして知られるサントリーホールや、薩摩切子・江戸切子・エミール・ガレといったガラス工芸のコレクションで知られるサントリー美術館、サントリー音楽賞を主催するサントリー芸術財団、サントリー学芸賞を主催するサントリー文化財団などの社会・文化活動に熱心な企業としても知られている。近現代美術の収集で知られたサントリーミュージアムは、2010年(平成22年)12月26日に閉館した。 スポーツの部門ではJリーグの創設当初からのオフィシャルスポンサー(1993年 - 1995年は前期ステージをサントリー・シリーズとして開催。2007年に撤退。)だった他、自社のバレーボール部「サントリーサンバーズ」(本拠地大阪市)、ラグビー部「サントリーサンゴリアス」(本拠地府中市)を保有し、いずれも全国リーグに参加している。 愛鳥運動 “Today Birds, Tomorrow Man”(「今日、鳥たちの身に起きていることは、明日は人間の問題になるかも知れない」の意)を掲げ、野鳥の保護に積極的に取り組み、「愛鳥キャンペーン」を展開している。 山梨の白州蒸溜所には「バード・サンクチュアリ」を併設、定期的に探鳥会を開催する等の活動を行っている。かつては広島県大野町(現・廿日市市大野町)にも存在した。 1985年(昭和60年)に開催されたつくば博では、パビリオン「燦鳥館」(さんとりーかん)を出展。愛鳥の精神をアピールした。 新型コロナウイルス感染での医療機関に製品供給 2020年4月15日、新型コロナウイルスの感染拡大で需要が増していることをうけ、サントリーホールディングスは、95度のエタノールを生産し医療機関向けに提供すると発表した。厚労省などを通じて医療機関や高齢者施設などに供給する。
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