整備の沿革
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 16:16 UTC 版)
現場において手動で表示内容を変えるタイプの道路情報板は昭和30年台後半には既に登場していた。しかし、情報提供が必要になる都度作業を行わなければならない欠点があった。名神高速道路の開通当初も手動で表示内容を差し替えるタイプであったが、視認性の改良するため内部に照明を設けた字幕式に変更し、日本道路公団が管理する道路で標準的に採用するに至る。 1966年(昭和41年)12月に日本で初めて遠隔操作による電光式道路情報板が岐阜県大垣市の国道21号(現在の岐阜県道31号岐阜垂井線)に設置された。この頃から遠隔操作による道路情報板の設置が始まったとされる。この当時の自動式の道路情報板は透光式、字幕式、電光式に分かれていた。 昭和60年頃より省エネ・長寿命の利点を持ったLEDが道路情報板に採用された。これに伴い、多様な表現が可能となり、道路利用者に提供できる情報の質と量が向上したと言える。
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