教育と保護
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 23:46 UTC 版)
デンバー動物園は来場者が動物について学ぶ機会を一日中提供している。アシカショー、厚皮類のショー、ワイルド・エンカウンターズ、プレデター・リッジのショー、アカカワイノシシの餌付け、ペンギンの餌付け、ミート・ザ・アニマル・スターズなどの催しがある。その内いくつかは季節限定であり、また2009年の夏季に行われたフラミンゴの解説などのいくつかの催しはデンバー動物園で育てられた特定の動物の紹介である。 デンバー動物園は、アメリカ動物園水族館協会 (Association of Zoos and Aquariums、AZA) の種保存計画に参加している。また、世界動物園水族館協会 (World Association of Zoos and Aquariums、WAZA) のメンバーとして、世界中の動物園や水族館と協力して、世界のカエルとその他両生類の絶滅を防ぐために活動している。また、2015年以降デンバー市郊外にあるロッキーマウンテン兵器工場跡地の野生動物保護区へのクロアシイタチの再導入に貢献している。 生物保全部門が園の保存活動を調整している。継続した調査と基金の調達を行うことで、世界中の様々な種の保存に貢献している。デンバー動物園は設立の1896年以来、保存活動に熱心に参加しているが、生物保全部門の設立により、専任のスタッフと世界中のプロジェクトのための資金集めができるようになった。 デンバー動物園における飼育下繁殖の最近の成果は以下の通り。 タテガミオオカミが2010年に3頭誕生 (1985年以来初)。 エンペラータマリンが2009年に2頭誕生。 レッサーパンダが2008年に2頭、2009年に4頭誕生。 ベニイロフラミンゴが2008年に18羽新設されたバード・プロテクション・センターで羽化した。
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