教会権力からの追放
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 17:40 UTC 版)
「レオナルド・ボフ」の記事における「教会権力からの追放」の解説
ローマ・カトリック教会の当局は、教会の指導性への彼の批判を歓迎しなかった。彼らはボフの人権アドボカシーを「全てを政治化している」とし、彼をマルクス主義であると決め付けた。1985年教理省は長官ヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿(現在のベネディクト16世)の指示によりボフがその著書『教会、カリスマと権力』に関して語ることを禁じた。 ボフは1992年に再びローマからリオデジャネイロで開かれた Eco '92 地球サミットへの参加を阻止するために黙らされた。そしてフランシスコ会から離れ、司祭職からも離れた。 彼の人生の大半はブラジルの学術界での神学、倫理、哲学の教授の仕事である。ハイデルベルク大学、ハーバード大学、サラマンカ大学、リスボン大学、バルセロナ大学、ルンド大学、ルーヴァン・カトリック大学、パリ大学、オスロ大学、トリノ大学など海外でも教鞭を揮った。 ボフは 100 以上の著作があり、世界の主な言語に訳されている。
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